じぶんの世界をコントロールする魅力
自分の世界をコントロールすることは魅力的だけれど、それはイコール不便なものをじぶんで何とかする、ということもある程度は必要だということ。
ターシャのような暮らしは憧れはするものの、現代の便利さにどっぷりつかってしまっている私にはきっととても難しいだろうとも思う。
旅行に行って数日もすれば「家に帰ってゆっくりしたい・・」とホームシックになるような自分のこと。自給自足、夜には蠟燭の火であかりをとるという生活をすることに楽しみや喜びを見出すといった心の豊かさは、今の自分にはとてもなさそうだ。
まるでおとぎの国のような特別な空間は、素敵だけれど自分にとっては実はとても過酷なものだろう。
だけど、便利なものよってにコントロールされている今を想うと、時々はそんなふうにちょっと電子機器のない世界へと行ってみたらどんなに自由だろう、なんてことをおもいめぐらせることもまれにある。