じぶんにとってのミューズは
ある人から「自分にとってのミューズっていますか?」と聞かれたことがある。
え?ミューズ??石鹸かな。と、一瞬ぼぅっと遠い目をした私を察して、「例えば梨花さんとか誰かモデルさんとか・・・」とわかりやすく説明の補足をしてくれた。生き方にあこがれるとか、人生においての目標になる人、とか、そんな意味のようだ。
そういわれてみると、この人きれいだなぁ、とか、何食べたらこんなスタイルになるの。これが本当に同じ人間か。とかは思うものの、自分とは無縁の画面の向こうの人に対してのあこがれはリアリティがないし、「自分がそうなりたい」はなかなか浮かびずらいものがあった。
そう思うと、昔からものすごくリアリストだったかもしれない。