水族館の魚たち
水族館の幻想的な世界。
現実離れした世界に思わず見入ります。
海の底はこんな世界なのかな。
水族館にやってくるのは久しぶりのこと。
前に来たときは人がとても多くて、ちいさなスーをだっこしていた気がします。
小学校に入ってからは時勢的なものもあり人が多いところは極力さけて、最大限楽しめそうなことを探していたような。
歩きながらもあぁ、そうだったそうだった、、と、少し普通の感覚を思い出しつつ。
今年のゴールデンウィークは規制が比較的緩やかになって、ようやく少し日常が穏やかになりつつあるような気配です。
この2年間の4月5月の記憶はあまりなく、突然の方向転換や日々変わる方針に右往左往して、年甲斐もなく泣きそうになりながら不安をかきけそうとがむしゃらにできることを探していたような。
1日1日を必死に過ごしていたことだけは確かなこと。
落ち着いてきたといえば、4月に入り学年があがり、小学校に入って3年目にして初めての家庭訪問。
授業参観も時間の制限はありつつも、「ふむふむ、こんな感じなのね。」とじっくりと見させていただく機会があり・・・。
落ち着いて授業を聞いている姿を見ると、少しお姉さんになってきたのだとうれしく感じます。
就職活動の時期とあって、新卒の方と面接をさせていただく機会も多く、「この人たちも大変な時を過ごしていたのだなぁ・・・」と感じるエピソードを聞くと、心の中で小さく「ガンバレ」と思わずこぶしを握っている自分がいます。
オンライン授業も多く、リアルな体感や実感を感じられない時期も多かった。
海外に行けなくて留学できなかった。
楽しみにしていた実習がなくなった。
だけどそれをなんとかかんとか受け入れて、前向きにここまで来たみんなは本当にエライ。
面接中にもかかわらず、ちょっと胸が熱くなる。
きっとこれから先ちょっとやそっとのことではくじけないはず。
これから少しずつでも世の中の人みんなが、これまでできなかったことやあきらめてきたこと、かなえていけたらいい。
子供たちの未来が明るいものになればいい。
大人も夢をかなえられたらいい。
だれだって、やりたいこと、やれることはなんだってやっていい。
そういうターニングポイントになんとかかんとかやってきたのだと思う。
同じ時代に生きて出会った人みんなが、心から笑顔でいられますように。
少しずつ世界がよくなるために、自分の周りの小さなことからでもいい。
行動に変えて、つないでいこうと思う。