からっぽの時間

ちょっと最近あたまの中のノイズが多くなっているので、午前中に少し「からっぽ時間」を作ることにしました。

庭のトネリコの木がさわさわと葉を揺らし、もれる光に目を細めます。

足元にうつるかげをみてぼんやり。

自分の中になにも「わかること」を入れたくないから、わからない言葉で歌っているおんがくを聴いて、ぜんぶぜんぶなにもかもない自分になる。
肌触りのいいリネンのワンピースと素足。

携帯電話もいらない。
テレビもいらない。
誰ともつながらない。

ただ一人、自分だけがいる時間。
たった10分でもそういう時間があると、ほんの少し「私」をとりもどすことができる。

それでまた、歩き出すことができる。

みなさんもそんな時、ありませんか。

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