sumiresumire

早く迎えに来てーーとおねだりされて、久しぶりに学童さんにお迎えに行ったときのこと。

「スーのパンジー見て!」と小学校のエントランスに並べられた植木鉢をご紹介してくれました。

「ちょっとちっちゃいんだけどね」
と言いながら、自慢げな姿に思わず笑ってしまいました。

みんなの植木鉢がお行儀よく並んでいるのがとってもかわいらしく、ほっこりした帰り道でした。

新学期にあたり、いよいよスーも小学3年生。
ぶれないマイワールドを繰り広げるところは保育園のころから変わらず。
おもえば保育園に預け始めたまだ0歳児だったころ、保育園の先生から「すみれちゃんは独特のマイワールドをもっていますね」と言われて「???」となっていましたが、今ではそれがよくわかります・・・。やはりプロはすごい。一瞬で見抜いてしまうのですね。

家に帰って先生がそれぞれの係を書いてくださったプリントを見て「わ。」と思わずつぶやく。
「ちょっとちょっと、一人でまんが係って・・・なんなん。」
聞けば学級会の時間では決まった係で集まって、それぞれの班で話し合いの時間もあったそう。
え、じゃああなた何してたの、と聞いてみたら、「一人でまんが書いてた。一人だからはかどったよ。」と、まるで仕事人のような答えになかなか自分を持ってるね!?と思わず感心しそうに。
いやいや、多少の協調性も必要でしょうよ、と思いつつも、まぁ自分で自分の好きなものややりたいことがわかってて、他の人とそれが違ったとしても堂々としているのは素晴らしいことのようにも思える。そう、多分それはいずれ彼女の武器になる。
これから先大人になる道のりで、人間関係を紡いでいくうえで躓いたり傷ついたり傷つけたり、おそらくそんなこともあるんだろうけど、それは彼女の人生。親は見守ることが仕事なんだろう。

きっとこの小学校に通うのもあっという間なのだと思う。

ちょっとでもちゃんとお母さんしたこと、覚えていてほしいから、なかなかお迎えもままならないけどたまにはこんな日もあるといい。

春を感じながら、もしも子供にすべてをささげているならこんな感じ?と思いながら過ごした心穏やかな1日でした。

Life

前の記事

sumire
Life

次の記事

からっぽの時間