ヌーベルバーグ
毎年このシーズン定番のパンジーたち。
どういうわけか、今年は黄色に惹かれます。
黄色のパンジーにはあこがれがありつつも、少し自分には元気すぎるような気がして、ここ数年は疎遠でした。
ですが、黄色でもここ最近はニュアンスカラーの品種も見かけるようになり、今年はクリスマスローズに引き続きチャレンジです。
この一番手前にあるのがヌーベルバーグシリーズのアクアレールという名前のパンジーです。
こちらの苗は、群馬県のサトウ園芸さんが育てられているそうです。
何色とも言えない美しいグラデーションが素敵です。
それからお次はドラキュラ。
こちらはヌーベルバーグよりも少し前からお見掛けすることがあったので、すでにご存知の方も多いかもしれません。
同じくサトウ園芸さんから。
こちらは「ファビュラス」というそうです。
大ぶりな八重の透き通る花弁が魅力的です。
むかし一緒に働いている仲間とお店が終わって片付けているときに、「パンジーやビオラってかわいいね」という話で盛り上がったことがありました。「まるで人が笑ってるみたい」というその人の言葉に、素敵な感受性だな・・と思ったことをふと思い出します。
そのころ実際に店で取り扱っていたのは苗ではなく切り花だったのですが、無限のように感じる色の組み合わせに終わりのないあこがれを感じます。
自分の子供の名前に菫(すみれ)という名をつける花屋さんが多い気がします。
同じ会社でも知っているだけで2人いらっしゃって、なんだか親近感がわきます。
花や植物にかかわるお仕事をされる方は、お子様に自然の名前をつけられることが多いですね。(あと一文字好きも多いかも?)
寒い時期に植えたパンジーは栄養をたっぷりと根に蓄え、やがて春になると一気に咲き誇ります。
しっかりと栄養をあたえるようにすると、夏前くらいまで楽しませてくれるとってもとっても楽しみの長いお花。
暖かくなったらどんな表情を見せてくれるのかな。
今から待ち遠しいです。