大晦日の夜

みなさまどんな夜をお過ごしでしょうか。
今年の年末はとても寒い日が続き、雪がちらつくこともしばしば。
昨年が暖冬だったこともあり、ちょちょっとまってーー、、と、気持ちの準備が追い付かず。

思うようにいかないことや、立ち止まること、やっぱり人生はいろいろ。山あり谷あり。

みんなが制限の中で悩みながらやってきた1年（2年？）だったような気がします。

それでも植物たちは、いつも変わらず私たちの心に明るい灯をともしてくれつづけました。

少し気持ちがつかれているとき、庭に出て太陽を浴びながら、ぼんやりとホースから出る水をながめます。
キラキラした水が規則性をもって流れ続ける様子を見て、なんだか心が落ち着きます。
いつも頭の中でたくさんの自分がおしゃべりをしています。
けれど自然に触れている時ばかりは頭の中を空っぽにして、なにものでもないただの「私」に戻ることができます。
お仕事中はどうしても邪念がよぎってしまいますが、自分だけの小さな庭の中では無心になって、だれのためでもなく自分のための時間を感じることができます。
大それた庭を作ることはできないけれど、自分だけの小さなお気に入りの庭は、世界一自分を自由にしてくれる場所です。