ガールズトークと入学式
いただきもののおいもで、スイートポテトを作りました。
不揃いだけど、それもご愛敬です。
いい感じに卵黄をぬりぬり・・。
オーブンレンジへ。
さあさあ、いってらっしゃい。美味しくなりますように・・・。
おいもがやきあがるまで、スーとひそひそお話をしました。
今日学校で何があったかとか、最近できたお友達のことだとか。
彼女の目に見える世界を知れることは、いつもとてもうれしい。
ねぇねぇ、だれかかっこいい男の子いる??なんて聞きながら、パパには内緒だよ、なんていうガールズ?トークも交えつつ。
好きな子できたら、絶対ママに教えてね、ちなみにママはイケメンがすきよ、なんてはなしたり。
最近になってやっと〇〇ちゃんと遊びたい、とお休みの日に出かけることもあって、それも親としてはうれしい変化。
入学当初はマスクで顔がわからないし、給食は前を向いてみんな別々だしで、なかなかお友達もできないよね、なんて心配していた。
昨年はスーは新1年生で、入学式を心待ちにしていました。
だけど世の中の状況はどんどん悪くなってきて、むかえた入学の日はいわゆる普通の入学式ではなかった。
体育館での校長先生のお話はなく、みんな教室で校内放送でのご挨拶。
そろっての学級写真もなく、それでもこうやって集まることを許していただけたこと、先生方が様々な苦悩の中、生徒や私たちにとって一番良い方法を考えてくださったこと、本当にありがたかったです。
きっと悲しいことが世界中でたくさんあった。
平凡だった日常は、実はとてもいろんな恩恵から成り立っていたものだということを身をもって感じた。
きっとみんなが同じ思いでいらっしゃったのだと思う。
式がおわるとスーと同じ保育園を卒業したお子様や親御さんが、だれが何を言ったでもないけれど自然と学校の入り口にあつまっていて。
そうしていたらなぜだか親も子供も全員大集合の写真を撮ることになった。
その写真はみんなあっちこっち向いていて自由さ爆発だったけれど、咲き乱れる桜を背景にこれまで見たどんな入学式の写真よりも最高の仕上がりだった。
もちろん普通の入学式ができればよかったかもしれないけれど、そうじゃなかったことでこんなにも心に深く刻まれた、思い出深い日となった。
さて思い出話をしている間に出来上がりました。
いい感じの焦げ目もできています。
スーもむしゃむしゃ。
お口にあいましたか。
こんなふうに1日1日、大切に紡いでいくことができること。
さまざまな人や事に感謝して、これからも生きていく。
ありがとうございます。
それから、ごちそうさまでした。