まぶしい光
10月というのにまぶしい光が降り注いでいます。
普段我が家は室内干しが洗濯のスタンダードなのですが、水気を含んでちょっと重めのスーのセーターは、手洗いして思い切って外にだして、おひさまに乾かしてもらうことにしました。
ふと目をやると、オリーブが実をつけているのを発見。
今年はちょっと不作だったけど、それでもこうやってちょこっとでも実がついてくれると嬉しい。
今日はことさらにまぶしい光。
窓から見える景色がとても好きで、時々ぼーっと眺めてしまいます。
至福の時。
そういえば、私の新婚旅行はプロバンスの田舎めぐりでした。
7日間の旅行の中でパリに滞在したのは1日だけで、思い出すのは車窓から見たひまわり畑・ラベンダーの寺院・石畳の町、それからそれから・・・。よほど田舎がすきだったようです。
もともと田舎に住んでいた私ですが、結婚を機に駅前のアパートに住んでいたころは、夜に家の前の車道を走る車の音が気になってしばらくはうまく寝付けなかったのを思い出しました。あの頃は多分それで、ものすごく自然に飢えていたのかもしれない。
今は夜には虫の声がリーンリーンときこえたり、こんな時期に?と思うけれど、ホーホケキョときこえたり。風の音や夜のジーンという静寂の音(なんて表現したらいいんだろう?)、自然の中でそのままの自分でいられることはとても幸せだと感じます。都会に憧れがあるけれど、どうしてもおかしな電波をキャッチしやすい私は、こうやってうまくバランスを取らないと安定を保つことが難しいようです。
なので、時々ここで強い光の日があると、プロバンスで見たまぶしい光のことを思い出します。
次は家族3人で行ってみたいな。
お誘いしたら、スーはついてきてくれるかしら?
今日はワイルドフラワーと呼ばれるお花の一種、「ピンクッション」を。
南アフリカ原産のお花で、その名の通り針刺しに針がたくさんさしてあるようなユニークな見た目が魅力的です。
花瓶はちょっと不思議な形をしていますが、昔外国の邸宅で階段の手すりの柱としてつかわれていたものを切り出して、花瓶にしたものだそう。なんとも自由で面白い発想。すごいアイデアです。
こうやって見ると、太陽に見えないこともない?