白磁

とってもちいさなかわいらしい器たちと出会いました。

画像だとわかりにくいかもしれませんが、大きなものでも高さが6㎝くらいの、とってもとってもかわいらしいサイズ感です。

ワックスフラワーをちょこんと飾ってみたり・・・

秋の花、コスモスをいれてみたり・・・

白の器はいろんな可能性があってすてきだな・・・、と新たな発見でした。
ワックスフラワーも、レモンの香りがしてとてもさわやか。

ちなみにこちらの白磁器は、1940~1980年代に、瀬戸・美濃地方で主に欧米など海外輸出用に生産されたものだそう。
デットストックとしてあったものを見つけてきて、こんな風に販売されているとのこと。

この時代は、海外から日本に依頼がありこういった商品をたくさん作って輸出することがあったのだとか。
お店の方のお話だと、例えば今日本で生産するのにコストが高いとなったときに、発展途上国に依頼をするようなイメージだったそう。
その後少しずつ日本も発展を遂げ、おそらくコストもあがってきていつしかそういった依頼が少なくなってきたときに、それを日本で販売ということにはつながらず在庫として眠っていたのだとか。
この真っ白なところが素敵だと思ったのですが、おそらく納品された国で絵付けをおこないドールハウスなんかに使われるものだったのではないかということでした。

歴史の授業は苦手で、その面白さが学生時代にはよくわからなかったのだけど、こんなふうに身近なものでその時代の人の息づかいを感じられることはとても興味深く、もうちょっと先生のお話をちゃんと聞いておけばよかった・・・と、ちょっとだけ反省。

インテリアにもいい感じになじんでいます。
今日から仲間入り。
ようこそ。

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