少し前のお話

今より少し前のお話です。
定期的に訪れる植物園。
ホワイトゴーストの迫力に思わず見入ってしまいます。

野性的な植物にエネルギーをいただいて・・・・。
見上げるとバンダが。

あ。カエルの神様発見。

ここにも。
頭にお花が乗っていて、かわいらしい。

ドラゴンかな??ちがうかな

こちらはモンステラが木の枝に絡んでいる様子。

どんな時でもたくましく、生き生きとした生命力を感じさせる青。
誰かに見られるために咲くわけでもなく、ただ美しい花をつける植物たち。
人間よりよほど強い。

なぜ花屋になったの?と聞かれると、「なんとなく」「好きだから」と、明確な理由がなくて、いつも答えに困ってしまう。
物事を選ぶときに、私はいつも感覚的で、直感的で、全然理論的じゃないから説明できないことが多い。
(なのにマネージャーっていうのはとても矛盾している気がするけれど、自分のことは永遠の謎のように感じる。正直よくわからない人だ。)
だけどこんな風に文章におこしてみると、自分は花や植物に対して「生命力」とか「たくましさ」とか、そこに憧れみたいなものを感じているようで、だからあまりいろいろと手を加えるよりは素材をザクっとした束ね方が多いのかもしれない。
そんなふうに自由に生きることができたら素晴らしい。
花や植物は、私にとって生き方の師匠のよう。

こちらは地涌金蓮(ちゅうれんきん)という、中国雲南省原産のバショウ科の植物です。
ミステリアスな姿。まるで宇宙から来たみたいです。

そしてなぜか植物園の出口では地元でとれたズッキーニが売っていて、花にも野菜にも目がない私はついついお買い上げ。

ズッキーニは例のごとく、我が家で夏野菜のパスタとなりました。
(しばらく我が家の冷蔵庫はズッキーニが渋滞。またやってしまった・・)

こちらはホテルのカフェでいただいた、地元のびわを使ったサンドイッチ。
本当なら例年旅行客がツアーでいらっしゃってビワ狩りが行われるそうですが、昨年に続き今年も実施できなかったそう。
地元のホテルで何とかしようと工夫をされて、期間限定メニューとして取り扱っていらっしゃったのだとか。

ここにもつよい人々が。
何度でも立ち上がる強く優しい心を、わたしも持っていたい。

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