蓮花
大切な人の安産祈願に伺った先で、美しい蓮花にであいました。
圧倒される美しさに、思わず息をのみます。
透き通った花弁がこの世のものとは思えないほど儚げで、それでいて優しくともる灯のように明るく、目を奪われます。
蓮の花を見ると、いつもある方から教えていただいたことを思い出します。
その方はいつもにこやかで、優しい空気をまとっていらっしゃって、なにかあるとそっと心に寄り添ってくださる方。
会社を興されていて、その当時のことを「まるで蓮の花のよう」と表現されていました。
美しい花を咲かせるためには、泥の中で必死にもがく時間があって、それを超えてきたから今があるんだよと教えてくださいました。
そのお話をお伺いしてからは、蓮の花を見るときになんとなくその方の人生観が頭に浮かび、ただキレイだけでは言い尽くせない魅力をこの花に感じます。
これから先の人生で、どんな花を咲かせられるでしょうか。
さぁ、お楽しみです。