プリザーブドフラワーとは、生花の一番美しい時期に花を摘み、特殊加工を施した、フランス生まれの新しい感覚の花です。
生花に近い柔らかい触感と鮮やかな色合いが特徴で、造花ともドライフラワーともまた違った魅力がございます。置き場所にもよりますが、1~2年ほど生花の風合いをお楽しみいただくことができます。
生花に見劣りしない色合いや質感、日持ちの良さ、水やりがいらないという優れた点がありますが、長期保存の特殊加工など人の手が加えられているため、生花に比べると多少高価なイメージがございます。
しかし、生花よりもはるかに長期間美しい姿をお楽しみいただけることを考えると、プリザーブドフラワーは決して高価なものなどではなく、日常の生活の中になじむ身近に感じていただきやすいアイテムであることがわかります。
Little Gardenerでは、プリザーブドフラワーなどの自然素材の製造・加工にたしかな技術・実績を持つ、兵庫県丹波市に工場を構える「大地農園」から仕入れた、国内加工された質の良いプリザーブドフラワーをメインにアレンジメントを行っております。
みずみずしく彩り豊かな花やグリーンをつかってご用意したフラワーアレンジメントを存分にお楽しみいただけますと幸いです。
■プリザーブドフラワーについてよくあるご質問
①プリザーブドフラワーはどのくらい持ちますか?
置き場所によりますが、一般的な日持ちは1~2年といわれております。
飾っていただいている期間に関しても、もともとは自然素材に特殊加工をして色を入れているため、色が鮮やかなもの・強めのものに関しては、退色などで少しずつ色が薄くなってくるなどの現象がみられます。
保存状況や置いていただく場所によりますが、劣化が早くなる条件として以下のことがあげられます。
「間接照明があたる・部屋全体が常に明るい」・・・直射日光ではなくても、強い光があたると反応して色が抜けやすくなります。
「温度変化・湿度の変化が激しい場所」・・・例えばお店など、夜は冷暖房を消して日中はつけている、など。夏などはカビの原因になります。冷暖房をつけていたとしても、できるだけ影響が少なそうな場所に置いていただくのがおすすめです。
②お手入れはどのようにしたらいいですか?
水をあげる必要もありませんので日々のお手入れは基本的に不要ですが、花弁が薄くデリケートな素材となっておりますので、優しく取り扱っていただきますことをお勧めいたします。また、ほこりが気になるようでしたらやさしく筆などで払ってあげたり、ドライヤーの冷風(弱め)をそっとあてて除去してあげるのがおすすめです。
また、置き場所を定位置にしてしまわず、例えば週ごとにいろんなところに移動させてあげるのも、目が届くことできれいに保つ秘訣です。
③花びらが透けてきました。どうしたらいいですか?
湿気の多い場所に置いていると、花びら全体がしっとりとしたり薄く透けてきますが、乾燥した場所においてあげると自然と元に戻ります。ただし、直射日光にあてるなど、強い刺激を与えるのではなく、あくまでも良い状態を保つための条件を守りながら、湿気の少ない場所に移動させてください。
④良い状態を保つための秘訣はありますか?
お手入れ方法とも重なりますが、
・水を与えない
・高温多湿・直射日光を避けた場所におく。
・窓際やエアコンの風が直接あたるところを避ける
美しく保つための一番の秘訣は、毎日目に届く場所で花をお楽しみいただくことです。そうするとちょっとした変化にもすぐに気づくことができ、もしも何かあったとしても早く対応することができるため、結果長くお楽しみいただくことができます。
大前提として、プリザーブドフラワーは大変長持ちするお花ですが、もともとは生のお花を加工しているものですので少しずつ状態が変化してまいります。Little Gardener では少しでも花そのものが本来もっている美しさや、「モノ」では得られない季節感を感じていただくため、1年を目安にあらたなお花を楽しんでいただくことをお勧めしております。